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地元ミュージカル「オシャレな果実」

大正時代の農家を華麗に演出

 今年で3作目となる〃地元劇〃がコンカリーニョで上演されました。今回は大正時代の農家の姿を華やかに演出、公演後には当時の様子を語り合う座談会も開催されました。

 テーマは第1作が入植当時の屯田兵の生活と西南戦争出征で、第2作は昭和初期に実在した琴似の劇団。第3作は農事試験場や工業試験場が琴似に設置された大正時代の人々を取り上げました。

 かたくなに古くからの農業に固執する農家の主は、じつは次男で、長男は外国の技術などを勉強し、長く地元を離れていた学者という設定。農事試験場が琴似にできて、農家の女性たちがデメン(アルバイト)として動員され、育て始めたのがリンゴでした。やがてそれが見事に実り、兄弟も和解するという筋書きです。

 3年目となった今回はそれぞれが自分の役をのびのび演じ、場面展開もスピーディで、市民劇団としてはトップレベル。観客もみんな満足げな様子でした。


オープニング


弁士が大正時代の活動写真について説明


なぜか弁士と楽士が踊り出す


こちらは大家族


こちらは従来農業にこだわる主のいる家


ドイツ夫人の話を聞いて
女たちは盛り上がり


試験場のアルバイトの説明会に
みんな集まった


西洋雑貨の店も札幌に開店


パンにバターをつけるところが
バーボンを?


このリンゴが地元で育ったことまでは
思い至らない頑固おやじ


楽士になりたいという子どもたちだが、
トーキー時代は目前


解り合えない弟と兄


その狭間で苦悩する母


たわわに実ったりんご園に連れてこられた
頑固おやじは驚愕!



めでたしめでたし


 公演後にはこの芝居の創作に協力した道薬科大名誉教授の中川収さんを交えた交流座談会が開かれ、当時の生活や、琴似に開設された農事試験場と工業試験場の役割などが語られました。



 3月16日のフォーラムで 短く 再演

 札幌圏で活動する市民活動団体が集い、市民交流や情報を受発信する場のありかたや手法を学びあうフォーラム「コミュニティを育む取り組みと『場』を考える」が3月16日(日)にコンカリーニョで午後2時から3時間にわたって開催されます。その中で1時間50分の「オシャレな果実」が30分に短縮されて上演されます。入場無料。